紅牙

エリア

タイラバ

「ドテラ流し」と「タテ流し」

タイラバ釣りの船の流し方は主に「ドテラ流し」と「タテ流し」がある。
まずは「ドテラ流し」だが、風まかせ・潮まかせで船を風に対してほぼ真横から風を受けながら流して釣る方法で、船の側面で風を受けるため船はどんどん風下に流されていく。基本的には風上側の舷にアングラーは釣り座を構え、払い出す格好でタイラバを流して釣っていく。この釣りは船を流しながら釣るため、ポイントを広範囲に探れることから、海底が比較的フラットで広く魚が散って捕食活動をしているようなポイントを探るのに適している。
一方の「タテ流し」は、魚探で探りながら反応直下をピンポイントで狙っていく縦の釣り方。船長がポイントの上をエンジンと舵を使って流していく釣り方だ。基本的にはタイラバは船からほぼ垂直に落ちていくので、アングラーは両舷に釣り座を構える。魚の反応が狭い場所で出るような場合や、沈船や漁礁などのピンポイント攻略に適している。

テンヤ(カブラ)

ひとつテンヤ(カブラ)釣りの流し方は主に「エンジン流し」と「パラシュートアンカー流し」がある。以前はパラシュートアンカー釣りが主流だったが、現在は2つの流し方を状況に応じて使い分けている。エンジン流しは、ポイントが狭い時など、ピンポントで狙って流して釣る方法。
一方の「パラシュートアンカー流し」は、広いポイントを狙う際、風に船首を向けてパラシュートアンカーを投入し、潮流と風を利用して一定速度で流しながら広く探って釣る方法。