

千葉県・大原港発祥の大人気釣法

まさに「海老で鯛を釣る」とはこのことだ。今では全国にひとつテンヤ釣法は広がり、当地のマダイの習性に合わせた独自のひとつテンヤ釣法が確立されている。各々の船長が当地のマダイを釣るために地域の潮流に併せた流し方を研究し、誘い方を編み出してきた。
一例だが、青森陸奥湾では1~2号の超軽量テンヤをフカセて狙う、超スローフォールの釣りを展開するのに対し、岡山・広島では活きエビを使用し、テンヤを積極的に跳ね上げて誘う、いわゆるリアクションで喰わす誘いを多用する。同じマダイであるにも関わらず、地域によってマダイの性格が違うのではないかと疑うほどである。
突き詰めれば奥が深い釣りだが、テンヤを「ひとつ」結ぶだけという極めてシンプルなタックルは全国共通。誰でも気軽に始められるひとつテンヤ釣法はゲストも多彩、また大ダイは上手なアングラーだけが釣り上げられるものでなく、誰にでもチャンスがあるのも魅力だ。

シンプル仕掛けが故のダイレクトな駆け引き

ひとつテンヤは、リーダーの先端に軽いもので1~6号(約3.8~22.5g)、重いものでも8~25号(約30.0~93.8g)というテンヤ(もしくはカブラ)が「1つ」付いているのみ。感度にすぐれた専用ロッドと極細のPEラインをセットしたスピニングリールの組合せで、海中の様子を繊細に感じ取りながらテンヤ(カブラ)を操作すると、マダイが面白いように食い付いてくる。ダイレクトな駆け引きが味わえることから、ルアーやエサ釣りの垣根を取り払って、多くのアングラーを魅了している。
潮流に乗るテンヤ、潮流の影響を受けにくいカブラ
テンヤ
オモリの形が「円錐台形」に近いのが特徴。この形状から潮流の影響を受けやすい。潮を受けたテンヤとともに、付けエサのエビがユラリとフォールしてマダイを誘う

カブラ
オモリの形がテンヤと比べて「球状」に近いのが特徴。この形状からテンヤと比べて潮流の影響を受けにくい。潮流が速く、テンヤで底取りしにくい時は、カブラへの変更が吉となりやすい


従来のメッキ処理では実現できなかった驚きの貫通力を持つ表面処理テクノロジー。ハリの表面にフッ素系特殊プレーティング加工を施すことで、刺さり性能は従来の塗装ハリに比べて最大40%(平均約20%)アップ(当社比)。今までのハリと一味も二味も違う「サクッと刺さる」感覚は、一度体感すると忘れがたいものとなるはずだ
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【表面の電子顕微鏡写真】
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【貫通力比較データグラフ】
(数値が低いほど貫通しやすい)

スイベルにサクサスフックに搭載している “New Plating Technology” を採用。
滑らかな回転力を現実。スイベルが回ることで糸よれが防げ、釣りの可能性が広がります。
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・フッ素コーティングにより通常メッキス
イベルより約6倍回転力がアップ -
・回転によるスイベルの摩耗の耐久性も約
3.5倍にアップ

- ・フッ素コーティングにより通常メッキスイベルより約6倍回転力がアップ
- ・回転によるスイベルの摩耗の耐久性も約3.5倍にアップ
サルカン内部をサクサス加工。
驚異の貫通力を生んだ加工をサルカンに応用することで、驚異の回転力を実現。