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森林と水の深い関係を体感するジオキャンプ
~山と小川を駆け巡った夏の3日間~

山と小川を駆け巡った夏の3日間

仁礼会

〒382-0000

長野県須坂市仁礼町655

TEL:026-245-9441 

創立40年となったダイワヤングフィッシングクラブの初めての試みとして、7月22日(金)―24日(日)で2泊3日のジオキャンプを実施しました。これまでのフィッシングスクールとは異なり、自然の深い関わり合いを親子で体感して頂く試みの企画です。山と海、我々の日常生活の目線では異なるものとして見え、決して繋がっていないように思えません。しかし、自然界では、その両者は密接な関わり合いがあり、少しでもバランスを崩すと全てが失われる可能性もあるようです。

ご存知のように例えば、地球と月の関わりによって潮の干満があり、小潮や大潮などの周期が起こります。森と海の関係性はここまで分かりやすくドラマチックな大きな変化が起こるわけではありませんが、元気な森林を源とする河川が流れ込む海には、豊かは生態系が築かれています。

林業体験

源流でガサガサ体験や魚のつかみ取り

イワナの串打ち体験

「海の生態系には川の上流にある森林が大きな影響をしている」

一般的には知られていない話かもしれませんが、現在漁業関係者が海に流れ込む河川の源流域の森林に樹木を植える活動が行われています。その地元の住人ならば知る活動ですが、すでに100を超える全国各地で森林を守る動きが盛んになってきえいます。「漁民の森」という言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、日本各地で植樹運動に取り組む動きは未来を支える子どもたちに伝える必要性を感じてきました。

「漁民の森」運動に取り組んだ森林ではないものの、ダイワヤングフィッシングクラブを運営する私どもDAIWA(グローブライド)では、10年前に長野県が推進する森林の里親促進事業に参画してきました。 http://www.pref.nagano.lg.jp/ringyo/sangyo/ringyo/seibi/satooya/documents/kigyo.pdf

そんな森林作り、私どもDAIWA(グローブライド)がお手伝いしてきたのが、長野県須坂市の仁礼会の森林です。森~河川~海の関連を研究する大学も多い中、人の力で森林が守られていることを知り、多くの生きモノが暮らす様を仁礼会の山に入り、実際に手で触れるような経験を親子で体験して頂きたく、「ジオキャンプ」をこの夏休みに企画する運びとなりました。なお、ジオキャンプ当日の
様子がわかるレポートは別途掲載いたします。