

D.Y.F.C 高知県 高知市横浜灘港
海釣り「ひとつテンヤ」スクール 開催レポート
開催日 :2024年5月25日(土)
確実に底を取って、マダイなどの人気魚種を誘って食わせる!
船釣りの人気釣法「ひとつテンヤ」釣りを参加者全員がマスター!!
5月25日は、あの幕末の偉人・坂本龍馬の銅像が立つ観光地・高知県桂浜の沖を舞台に船釣りスクールを開催しました。
学習した釣りは、大人気の「ひとつテンヤ」「エビでタイを釣る」という言葉がありますが、この釣りはまさにその通りの釣法で、テンヤと呼ばれるオモリ一体式のハリ(近年は中通しのオモリを介してハリを結ぶ誘導式テンヤを使用する人も多い)にエビを付けてマダイを狙います。
出船前にD.Y.F.C西日本ヘッドコーチ・岡田建治プロから釣り方の紹介があり、最重要課題となる〝エサ付け〟と〝テンヤを海底まで落と込んで釣る〟ことを学んだ参加者たちは、目を輝かせながら3隻の船に別れて乗船。ポイントとなる桂浜沖へ向かいました。
移動中の船内では、各班のコーチたちがタックルのセッティングと再度エサ付けをレクチャー。行程約30分でポイントへ到着し、船長の合図で仕掛けを投入しました。
ポイントの水深は約30m。参加者たちは、リールから出て行く道糸の放出具合(止まった瞬間が仕掛け着底の合図)を全集中で目視。そして「最初の着底時は要注意。良くアタリますよ」と釣り方の紹介時に教わった通りの展開となり、各船でマダイをキャッチ! 幸先良いスタートを切りました。
最初の投入でアタリがない場合は、仕掛けを上下させて誘う「ひとつテンヤ」釣法。この日はスローの誘い上げと誘い下げが効果的で、参加者たちはコンスタントにアタリを捕らえ、釣果をグングン上げて行きました。
なかには着底確認に苦戦する人もいましたが、そこはコーチ陣が対応。マンツーマンでしっかりサポートして釣果に結び付け、この日は実釣2時間後には全員安打を達成しました。
その後、食い渋る時間帯もありましたが、テンヤのカラーを変える、またキャストして広範囲を探るなどの工夫で回避。楽しく釣り続けることができました。
この日釣れた魚は、マダイを筆頭にハナダイ、ヘダイ、オオニベ、ハタ類、カサゴ、カワハギなど多種にわたり、参加者たちのクーラーは賑やかに。
今回のスクールでは、「ひとつテンヤ」のポテンシャルの高さと桂浜沖の魚影の濃さを存分に知ることができました!!
今回の船釣りスクールは、高知市の『今井釣具』が所有する遊漁船・ロマン号とロマン3号、船長の仲間の海星丸にご協力を願い合計3隻で出船。高知沖は全般的に遠浅で、「ひとつテンヤ」に適した場所が多くあるとのこと。
※『今井釣具』のロマン号は、D.Y.F.C会員に特典が付くベースキャンプにもなっています!
受付開始! 四国エリアでも大人気の船釣りスクール。受付にはこの日を待ち望んだ参加者たちが長い列をつくってくれました。
D.Y.F.Cは、安心・安全を第一に考え、スクールを開催しています。受付後にはオリジナルのライフジャケットを身に着けてもらい安全面を確保。ライフジャケットを着たらプロと写真を撮り、参加した証を残します。
みんなが集合するまでの間に恒例のプレスクールを開催。ライフジャケットの役割と〝イザ〟という時のための笛の使い方などを学びました。また数に限りがありますが偏光グラスの貸し出しも行っています!
不要なウエアから新たにウエアを作り出す! DAIWAブランドを展開するグローブライド(株)では、『BE EARTH-FRIENDLY-RECYCLEプロジェクト-』を実施中! 毎回スクール会場にもその回収BOXを設置していますので、不要になったウエアの持参をよろしくお願いいたします。
※リサイクル活動の詳しくはこちらをご覧ください。
開会式の後は、岡田建治プロによる釣り方のレクチャー。ここで「ひとつテンヤ」のコツやエサ付けなどを学びました。その後、各班にコーチが着き、班ごとに船着き場へ移動。今回はビギナーの保護者を対象にしたスクールも開催。みんなノリノリで乗船していました!
さぁ、出船です! ポイントまでの行程は約30分。この間にタックルのセッティングやエサ付けを学び、準備を万全にしました。
ポイントの桂浜沖に到着。船長が魚探の反応を見て、船を操船。しばらく様子を見た後に実釣開始のアナウンスがあり、一斉に仕掛けを投入。最初の底取りでアタリが出ることが多いので、みんな真剣に糸の放出具合を見ていました。
この日の魚たちはゴキゲンだったのか、最初の底ダチ取りでアタリが多く出ました。そしてアワセを決めた人のロッドが弧を描き、やり取りを開始。グングン引き込む魚の引きの強さにみんな大興奮!
最初の底取りでアタリがなかった場合は、底からの誘い上げ、そして誘い下げで探るのが釣り方のセオリー。この日の誘いはスローが効果的で、各船コンスタントに釣果をあげて行きました!!
スクールの中盤以降はアタリが遠退いたため、各船がポイント移動を繰り返し大当たりする場所を探って行きました。そしてついに大物のオオニベをゲット! 保護者船でも良型のハタを仕留め、各船の参加者たちはニコニコ顔で帰港してきました。
今回は、本命のマダイを筆頭に実に多くの魚が釣れて、みんなのクーラーは賑やかに。大充実のスクールとなりました。
テレビ雑誌でおなじみのテスター陣を始め、釣りのエキスパートたちが子供たちを毎回サポートしています!
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