D.Y.F.C 福島県 那須白河FS
トラウトルアースクール 開催レポート
開催日 :2024年6月8日(土)
ロケーション抜群のエリアトラウト施設でルアー釣りを学習!
水面を意識する魚たちをさまざまなルアーで狙い、楽しみました!!
汗ばむ日が続き、水生昆虫たちの羽化が頻繁に行われるようになった6月2週目の土曜日(8日)、福島県を代表するエリアトラウト施設(管理釣り場)『那須白河フォレストスプリングス』でルアースクールを開催しました。
水生昆虫を捕食するトラウトたちにとって、羽化したばかりの成虫は、まさに美味しいエサ。水面で脱皮して羽化するまでの間が、絶好の捕食タイムとなるため水面を意識する魚たちが多くなります。ちなみに、前日の試し釣り時も同様の状況でした。
「こうなるとポッパーやペンシルなどトップ(水面)系やフローティングタイプ(浮く)のクランクなど表層を探れるルアーが威力を発揮します。魚がルアーを食った瞬間も見えて釣りやすいので、明日はビギナーの参加者でも間違いなく楽しめますよ」と、前入りで準備を手伝ってくれたトーナメンターの和田浩輝プロ。試し釣りでもポッパーでガンガン魚を掛けて、その楽しみ方を見せてくれました。
開催式の後、参加者たちはプロからキャスティングのコツやルアーの動かし方などを学び、班別に良く釣れると評判のシャローエリアへ移動。この日は、トラウトマスターの高田達也プロの判断(魚の放流状況と動きを見て、一投目から全員にヒットのチャンスがある)で、一斉スタートで釣りを開始することになりました。
全ての班のセッティングが終わり、午前8時45分に実釣スタート! すると高田プロの読み通りに、あちこちからヒット! の声が飛び、各班のコーチたちがタモ入れで大忙し状態となり、しばらく爆釣タイムが続きました。
ちなみに、コンスタントに魚を掛けたのは、テクニック応用コースを選択した中学生男子の班で、「朝イチバンは魚の活性も良く、派手なカラーのルアーに反応するので、自重のあるスプーンの赤金などを手返し良くキャスト。着水と同時にルアーを巻いて表層を攻めて釣りました」とのことでした。
全員釣果を得た1時間後からは、さすがに食いが悪くなって行ったポンド。そこで全体を見回る高田プロが、「ルアーを巻く速度や着水後のカウントを変えて、細かくレンジ(水深)を探ったり、カラーチェンジやルアーチェンジして魚にアピールしながら食わせよう」とアドバイス。
すると徐々にアタリが復活。この時は、グリーンまたは茶系のクランクのスロー巻きが効果的でした。
その後、ランチタイムでポンドを休ませ(竿をあげる)、ルアーを見せ続けられてきた魚のストレスを解消させました。
後半戦からは、個人、班別の大物対決となるミニトーナメントを開催。食いが戻った魚たちを、それぞれがどう釣るかを考えながらルアーを選んでキャスト。さまざまなルアーを使って大物狙いを楽しんだところで納竿タイムとなりました。
釣り場を清掃して閉会式に戻ってきた参加者たち。ちょっぴり日焼けしたその顔は、満足感でいっぱいでした!!
東北自動車道の白河ICから7分というアクセスの良さ。それでいて、フォレストと名が付くような景観抜群の森林の中にある『那須白河フォレストスプリングス』。総施設面積65000㎡という広大な森林の丘陵地に、ビギナーからエキスパートが楽しめる4つのポンドを構え、アベレージ40㎝という魚たちを放流しています!
※『那須白河フォレストスプリングス』は、DYFC会員に特典が付くベースキャンプにもなっています!
福島県でのトラウトルアースクールは、今回が初めてということで、大勢の参加者が集まってくれました。いつものように、受付を終えた人から順にD.Y.F.Cオリジナルのライフジャケットを身に着けていただき、まずは安全を確保。その後、プロたちと写真を撮り、参加した証を残します。
DAIWAブランドを展開するグローブライド(株)では、不要なウエアから新たにウエアを作り出す『BE EARTH-FRIENDLY RECYCLEプロジェクト』を実施中です! 毎回スクール会場にも、その回収BOXを設置していますので、不要になったウエアの持参をよろしくお願いいたします。
※リサイクル活動の詳しくはこちらをご覧ください。
みんなが集合するまでの間にミニスクールを開催。ライフジャケットの安全性やイザという時の使用法を説明したり、ラインの結び方を大きなヒモを使って紹介しています。また数に限りはありますが、開催式の前に水面の乱反射を防ぐうえ、目も守れる偏光グラスの貸し出しも行っています。
釣り場に向かい前にトラウトマスター高田達也さんから釣り方のワンポイントアドバイアスがあり「今日は水面から表層を意識した釣りになる」ことをみんなが理解。各班にコーチが就いてご挨拶。その後、ポンドに向かう途中で班別の記念写真をパチリ! みんな爆釣モード全開でノリノリでした。
今回は、良く釣れると評判のシャロー(浅場)エリアをお借りして実釣を行いました。班別、所定の位置に着いたらセッティング開始。コーチはこの時、参加者たちを良く見て、ビギナーと判断した人には、ロッドやリールの役割からロッドにラインを通すコツなどを説明するなど、それぞれのレべルに合わせた指導を行ないます。ちなみにセッティングは、なるべく一人で行ってもらい、次回遊びに来た時、一人で楽しめるようにサポートしています。
今回は一斉スタートで釣りを開始しました。朝イチは、どんな釣りでも魚が高活性でヒット率があがります。この日も同様で、ヒットの声があちこちから上がり、コーチたちはやり取りのサポートとタモ入れで大忙し! うれしい悲鳴をあげていました。
スタートダッシュで、魚を釣った参加者たち。今回は施設のご厚意で釣る前の放流もアリ、開始1時間で全員安打を達成しました! その後はルアーを見切る魚が出るなど全体的に活性が落ち始め、釣るのが難しくなりましたが、そこは百戦錬磨のコーチ陣。レンジを探ることやルアーカラーを変えるなど工夫することを教え、釣果を上げていきました。
活性がさらに低くなったところでランチタイムを取り、釣り場を休ませることに。全員が竿を上げて、魚たちにリフレッシュタイムを与えました。参加者たちもお昼を食べてエネルギーを補充。パワーアップして午後からの釣りに備えました。なお、この休憩は大正解で、後半戦も絶好調に!
ランチタイム後は、今日の成長を確認する意味での大物釣り大会を実施。参加者たちはルアー選びを慎重に行い、さらにルアーを巻くスピードにも注意。大物を目指して、ひたむきに釣りを続けていきました。その結果、良型が連発! 終了時間まで釣りを楽しみました!!
テレビ雑誌でおなじみのテスター陣を始め、釣りのエキスパートたちが子供たちを毎回サポートしています!
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