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D.Y.F.C 東京都 平和島
船釣りスクール 開催レポート

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開催日 :2024年6月22日(土)

東京湾の船4隻を仕立ててシロギス釣りに挑戦!
船下だけでなく広範囲を探って数を伸ばしました!!

6月22日は、会員さんたちからのリクエストが多い船釣りスクールを『東京湾遊漁船業協同組合』のご協力の元、東京湾で開催しました。

狙った魚は、江戸前の美味しい魚として知られるシロギス。パールピンクに輝く魚体が美しい海の貴婦人とも呼ばれる魚です。

船のシロギス釣りは、テンビンを使用した吹き流しの2本バリ仕掛けで攻めるのが一般的ですが、スクール参加者たちはビギナーが大多数。そこで扱いやすい仕掛けの胴突き2本バリ仕掛けで釣ることにしました。

出船前に林 良一プロから「シロギスはエサを吸い込んで捕食する魚です。エサのアオイソメのタラシ(ハリからはみ出るエサの長さ)は、2㎝程度にすること。シロギスは海底から30㎝前後の層を回遊しているので、それを意識してエサを漂わせて誘おう」など、いくつかの釣り方のコツを教わった参加者たち。

その後、4隻の船に分かれて乗船し、前日、好釣果を得たポイント・盤洲を目指しました。

ところが船は、航程40分程度で到着するハズの盤洲を通過。さらに15分走った木更津沖(こちらもシロギスのメジャーポイント)で反応を探す展開に…。

どうやら、盤洲は前日からの雨で海水が濁り、水潮(塩分濃度が薄くなる)気味。シロギス釣りには不向きと船長が判断したとのこと。

ここで反応を見つけた船長から合図があり、みんなが仕掛けを船下へ投入。乗船前に学んだ〝オモリで底を確認した後、仕掛けを張ってしばらく待ち、30秒に1回程度、仕掛けを軽くリフトアップして戻す誘いを入れる〟釣りを開始すると、幸先良く左舷舳(左側の一番先端)から「キタ~!」とアタリを知らせる声が飛びました(ちなみに筆者は1号船に乗船)。

コーチがすかさずアワセをサポート、ハリ掛かり成功。シロギス特有の小気味良い引きを楽しみながら寄せて難なくキャッチ。サイズは最近のアベレージ20㎝でした。これを皮切りに、その後もポツポツと釣れましたが、活性に勢いがなく徐々に食いが悪くなり、やがて沈黙状態に。

そこで船長は移動を決断。この日は、そんな移動を繰り返すことが続き参加者たちのテンションも下がり気味に…そんな時、コーチ陣が動き出しました。

前方へ仕掛けをキャストする振り子式の投入法を教え、広範囲を探ることを指示しました。船下だけでなく、常に新しいポイントを探るように指導をしました。

この作戦は、大当たり。まだ釣れていない参加者たちにもアタリがくるようになり、数を伸ばすことにも成功しました。

この日は、みんなが大爆釣とまでは行きませんでしたが、参加者たちが船釣りでも広範囲を探る重要性を学習。次回の釣行時に役立つ技術をしっかり覚えて帰港し、笑顔で下船しました。

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関東エリアで大人気の船釣りスクール。今年も例年同様『東京湾遊漁船業協同組合』のご協力の元、平和島に港を構える「まる八」様を拠点に、東大井「いわた」様と立会川「大山丸」様のご協力を得て東京湾のシロギス釣りでスクールを開催しました。

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受付には、この日を待ち望んだ参加者たちが長い列をつくってくれました。ありがとうございました。
スクールの始まりは安全確保から始まります。受付を終えた人から順にD.Y.F.Cオリジナルのライフジャケットを身に着けていただき、まずは安全を確保します。

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ライフジャケットを着たらプロたちと写真を撮り、参加した証を残します。緊張気味の参加者にはプロたちが話しかけてくれるので、少しリラックスできます。そして、みんなが集合するまでの間にミニスクールを開催。ライフジャケットの〝イザ〟という時の使い方を学んでいただいたり、ラインの結び方を大きなヒモを使って紹介しています。

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〝不要なウエア(メーカー・ブランド問わず)から新たにウエアを作り出す〟!。D.Y.F.Cを運営しているグローブライド株式会社では、『BE EARTH-FRIENDLY RECYCLEプロジェクト』と題したリサイクル活動を推し進めています。
スクールの会場でも毎回、回収ボックスを設置していますので、ぜひご協力ください。
※リサイクル活動の詳しくはこちらをご覧ください。

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出船前に「キス釣り」のコツを林良一プロがレクチャー。「重要なのは、誘いです。底付近を回遊する魚なので、海底に付けたオモリをたまに持ち上げてエサを動かしてアピールしましょう。エサは吸い込みやすいようタラシを2㎝未満に切って使うこと」など、分かりやすく解説していました。
その後、各班にコーチがついてご挨拶。いよいよ乗船です!

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乗船は、手渡しで荷物を先に船に乗せてから身体ひとつで移動します。出船するまでに釣り座の位置と荷物の置き方などをコーチから習ってスタンバイ。海岸払い時は「行ってきま~す!」と保護者へ手を振り沖へ出船しました。

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ポイントまでの航行は約40分程度。途中に羽田空港がありド迫力の離陸シーンなどを見られるビューポイントもあり、船内は大賑わい。そんな移動中に仕掛けのセッティングなども行いスタンバイ。みんなやる気満々でした!

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ポイントは盤洲予定でしたが状況が悪く木更津沖に変更。船長が魚探を見てシロギスの群れを発見。ベストのタイミングで投入の合図を出します。その間、船内では、エサの付け方から釣るまでの一連の流れを再度コーチが教えて準備を整えました。そして合図と共に釣りスタート! さっそくアタリが出て一尾をゲット!!。

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この日のシロギスたちは、ご機嫌ナナメっぽく、釣り開始から30分ほどでアタリが遠のく展開に。しかしそんな状況を見た船長が移動を繰り返してくれて、追釣をサポート。みんなもエサをコマメに付け変えるなど、一生懸命釣って数を伸ばしました。

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中盤からは、さらに食いが悪くなりましたが、ここで百戦錬磨のコーチ陣が広範囲を探ることをアドバイス。振り子式のキャスティングをみんなに教えて、再度、迎撃態勢を整えて勝負! この作戦は大当たりで、アタリのなかった参加者も釣れるようになって、みんなが数を伸ばしました!!

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テレビ雑誌でおなじみのテスター陣を始め、釣りのエキスパートたちが子供たちを毎回サポートしています!

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