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D.Y.F.C 大阪府 泉佐野港
船釣りスクール 開催レポート

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開催日 :2024年9月28日(土)

テンヤ釣りで食い方を刻々と変える神出鬼没なタチウオ狙い!
アノ手コノ手の誘いでタチウオ特有のアタリを楽しみました!!

9月28日は、関西エリアでも大人気の船釣りスクールを大阪府泉佐野港にある『泉佐野マリンライフ』様のご協力のもと開催しました。

学んだ釣りは、只今、大人気のタチウオテンヤ釣り。神出鬼没で、魚群探知器にも映りにくく、さらにエサの捕食法を気分で変える厄介者。釣り人たちは、そんなタチウオを如何に掛けるかで熱くなっています。

タチウオ釣りは、ルアーを使った釣り方もありますが、今回はエサを使った釣り方をチョイス。釣るエリアが神戸沖ということで、関西発祥のオモリ一体式のハリを用いた〝テンヤ〟スタイル(テンビンを使う関東式の釣り方もある)で挑みました。

出船前のレクチャーで、テンヤにエサを付ける方法やアタリの出方、誘いのパターンなどを教わり、さらに船べりにテンヤを置かない(落ちてハリが体に刺さることもあり危険)などの注意点を学んだ参加者たちは、3隻の船に分かれて乗船。明石海峡大橋を一望できる神戸沖を目指しました。

移動中に再度、エサとなるイワシやサンマの付け方をコーチから習い、準備を完了。船長がタチウオの反応をチェックし、底から5m近くまでの魚影を確認したところで投入の合図がアナウンスされました。

一斉に仕掛けが底まで落とされ、底を確認すると同時に誘いスタート。レクチャーで学んだ、ひと巻きしては止めを入れる「ストップ&ゴー」や、ひと巻きひとシャクリで止めを入れる「ワンピッチジャーク」を試すと、首尾良くタチウオがヒット! タチウオの重みが乗るまで巻き続けたところでアワセを入れて、やり取りを開始。グングン引き込むタチウオのパワーを感じながら巻き続け、海面に浮上させたらコーチに一声かけて、取り込みをサポートしてもらって無事ゲット。大きさは、最近のアベレージとなっている指3本(幅)サイズでした。

これを皮切りに、船内はヒットラッシュに! あちこちでコーチが取り込みを行い、安全にクーラーへ入れて行きます。

タチウオの歯は切れ味鋭くカミソリ並み。少しでも触れたらスパッと切れてしまいます。慣れない会員さんが取り込みをすると危険ということで、今回は取り込みは全てコーチが担当しました。

先にも述べましたが、タチウオは神出鬼没。すぐにタナを変えてしまいます。この日も同様で、しばらくするとアタリが遠退きました。そんな状況に船長は「海底から15mくらいまで探ってください」とアナウンス。さらにコーチも「釣り方も工夫し、シャクるスピードを早めたり、緩めたり、幅を大きくとったりシャクリを2度入れるなどしてエサをアピール」などとアドバイス。するとアタリが復活する人が増えました。

今回のスクールは、まさにこのタナ探し、誘いの工夫を繰り返すタチウオテンヤらしい釣りとなりました。

その時々で手の合う人が釣れ、それを船のみんなで共有。こうしているうちにアッという間に納竿タイムを迎えました。

釣果をたくさん得た人は、やはり、いろいろ考えて、工夫する人でしたが、初めてタチウオ釣りをした人もしっかり結果を残せて、全員が笑顔で下船することができました!!

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今回、ご協力いただいた船宿は、D.Y.F.Cのベースキャンプ地にもなっている大阪府泉佐野港『泉佐野マリンライフ』様。大型船4隻を所有して泉佐野沖はもちろん、大阪湾の楽しい釣りをシーズンを通して案内しています!
※『泉佐野マリンライフ』は、D.Y.F.C会員に特典が付くベースキャンプにもなっています!

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関西エリアの船釣り人気を象徴する受付時の長い列。朝からみんな気合十分でした。去年とは別の釣り物で開催された今回の船釣りスクール。リピーターの会員さんは「いろいろな魚を釣りたいので、毎回違う釣り物だとウレシイです」と感想を伝えてくれたりもしました。
今回も、受付を終えた人から順にD.Y.F.Cオリジナルのライフジャケットを身に着けて、まずは安全を確保です。

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DAIWAブランドを展開するグローブライド(株)では、不要なウエアから新たにウエアを作り出す『BE EARTH-FRIENDLY RECYCLEプロジェクト』実施中です! 今回のようにスクール会場にもその回収BOXを設置していますので、ぜひご協力ください。なお、この日もウエアを持参してくれた会員さんがいました。ご協力ありがとうございました。
※リサイクル活動の詳しくはこちらをご覧ください。

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ライフジャケットを着たら、参加した証を残す意味でプロコーチたちと記念写真を毎回撮っています。また、みんなが集合するまでの間にミニスクールを開催しています。ここではライフジャケットの安全性を学んだり、〝イザ〟という時の笛の使い方や又ベルトの重要性なども説明しています。

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オモリ一体式のハリにエサのイワシやサンマを付けてタチウオを狙うタチウオテンヤ釣り。乗船前に参加者たちは、その仕組みと釣り方のレクチャーを受け、まずはイメージトレーニングを行いました。ちなみにアタリの出方は、おおまかに3通りあり、ひとつ目は竿先のモゾモゾ。続いてガツンと一気に押さえ込まれる。3番目は食い上げ。テンヤが海底に落ちて行かないパターンと覚えて、乗船を開始しました。

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さあ、いよいよ乗船です! 荷物を先に手渡しで船に乗せてから、身体ひとつで乗船します。出船するまでに釣り座の位置と荷物の置き方などをコーチが説明してスタンバイ。その後、エサの付け方を学んで沖へ出船しました。

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ポイントまでは約40分程度のクルージング。移動の途中、各船にカメラを向けると超ノリノリの対応で参加者たちが応えてくれました。そしてポイントの神戸沖水深40mダチに到着。船長が魚探でタチウオの群れを探し、仕掛け投入のアナウンスが出ました!

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船長の指示ダナは海底から5m。仕掛けを海底まで落とし、一度、糸フケを取って糸を垂直に張ってから誘いを開始。リールのハンドルを1回転しては止める〝ストップ&ゴー〟で探っている人に首尾良くアタリが来て、やり取りを開始。コーチが取り込みを担当して難なくキャッチ成功。その後はしばらくフィーバータイムに!

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タチウオは厄介者で食い方をちょくちょく変えます。この日も最初の30分くらいまでは〝ストップ&ゴー〟で食ってきましたが、それ以後は、ノーバイト。シャクリのパターンを変えて探り、ヒットパターンを見つけながらの釣りとなりましたが、参加者たちは集中力を切らすことなく丹念に探り釣り続けました!

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スクール終盤は参加者たちが独自にシャクリパターンを変えたり、緩急を付けたりする誘いを行い、数を伸ばして行きました。『自分で考え、自分で工夫し、自分で動く』と言う、D.Y.F.Cのモットー通りのスクールとなり、全員がテクニックを向上させて船を降りました!

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プロを始め釣りのエキスパート軍団が、子供たちを毎回サポートしています!!

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