

広島県 フィッシャーリゾートしょうばら
トラウトルアースクール 開催レポート
開催日 :2025年4月26日(土)
西日本最大級の管理釣り場でトラウトルアーに挑戦!
〝デジ巻き〟を覚えてポンドの攻略に成功しました!!
ポンド(池)の広さはなんと周囲1㎞!
4月26日、広島県庄原市にある『フィッシャーリゾートしょうばら』でD.Y.F.Cスクールを開催しました。
今回学んだ釣りは、初心者からマニアまで幅広い層から人気を集めている「エリアトラウトルアー」。管理釣り場(エリア)を舞台に、スプーン(小型の金属ルアー)やプラスチック製のクランクベイト、ミノーを使ってマスを狙うルアーフィッシングです。
『フィッシャーリゾートしょうばら』は山間部に位置するため、寒暖差が大きく、特に春から梅雨にかけては気温の変動が激しくなります。この日も朝の気温は真冬並みの3℃、日中は24℃まで上がるという寒暖差に見舞われました。
冷水性のトラウトでも、早朝の冷え込みには動きが鈍く、底近くにじっとしていることが多いものです。前日の午後、コーチたちによる試し釣りでも魚の活性は低く、ルアーを口にさせるのに一苦労。それでも経験豊富なコーチ陣はしっかりとニジマスをキャッチし、翌日の攻略のヒントを得て準備を整えました。
スクール当日は、施設のご厚意で釣果が期待できる「ロングステップエリア」の一部を貸し切って実施しました。
開会式を終えた参加者たちは、トラウトマスター・高田達也プロから釣り方の基本とコツを学ぶため、ポンドへ移動。まずはキャスティングとスプーンを使った探り方を習得し、班ごとに釣り場へ移動し、タックルのセッティングを開始しました。
準備が整った班から実釣スタート。しかし、予想通りなかなかアタリが出ません。それを見越して前日に放流時間を早めてもらっていた高田プロ。「放流された魚が活発に動くことで、他の魚も刺激されて活性が上がります」との説明通り、多くの参加者がこのタイミングでトラウトをゲット!
放流直後は金・銀ベースの派手なスプーンが効果的。その後、再びアタリが遠のいてきたところで登場したのが、前日効果的だった「デジ巻き」でした。
デジ巻きとは、リールを素早く1回転させてからステイ(止め)を入れる釣り方。これにより、ルアーが水中で跳ねるような動きを見せ、トラウトの食い気を誘発します。
この日はこのデジ巻きが大成功! ラインが走り、ロッドが絞り込まれるアタリが続出し、全員安打を迎えました。基礎に加え、応用の食わせテクニックも学んだ参加者たちは、スキルアップを果たしスクールを終えました。
ポンドの面積は25,000㎡、周囲は約1㎞。西日本最大級のルアー&フライ専用管理釣り場『フィッシャーリゾートしょうばら』。山水のみが流れ込む良好な水質で、引きの強さも抜群、食味も良く、県外からの釣り人も多数訪れる人気スポットです。ポイントは6つに分かれ、初心者向けの浅場から、岩場・桟橋エリアまで多彩。
※D.Y.F.C会員向けの特典もあるベースキャンプです!
早朝3℃の寒さにも関わらず、参加者は集合時間前にほぼ全員集合。熱気に包まれた会場は寒さを吹き飛ばしました。受付後は、安全を第一に、全員にオリジナルライフジャケットを着用してもらいます。
メーカー・ブランド問わず〝不要なウエアから新たにウエアを作り出す〟D.Y.F.Cを運営しているグローブライド株式会社では、『BE EARTH-FRIENDLY RECYCLEプロジェクト』とタイトリングしたリサイクル活動を推し進めています。
スクールの会場でも毎回、回収ボックスを設置していますので、ぜひご協力ください。今回は、ウエアを持参してくれた方がいらっしゃいました。ありがとうございました。
※リサイクル活動の詳しくはこちらをご覧ください。
ライフジャケットを着用し、プロとの記念撮影&雑談でリラックス。全員が揃うまでの時間を活用し、プレスクールでライフジャケットの使い方や結び方など、基礎を事前に学びました。
開会式スタート!MCはSFAの竹内麻純さん。注意事項を説明した後、ルアーの魔術師・後迫正憲プロから「せっかくスクールに来たのだから、今日は何かひとつ覚えてスキルアップして帰りましょうね」と激励の挨拶。続いて高田プロによる実演レクチャーへ。キャスティングやルアー操作のコツを目で見て学びました。
いよいよポンドへ移動! 途中で班ごとの記念撮影をパチリ。釣り場に着いたらタックルセッティング開始。初心者にはコーチがロッドやリールの使い方から丁寧に指導。次回遊びに来た時に自分で準備できるよう、なるべく一人でセットしていただいています。
準備が整った班から実釣開始! しかし反応が鈍く…。そんな中、事前に放流時間を早める手配をしていた高田プロの作戦が功を奏し、「ヒット!」の声と共に、次々と良型がネットイン!
放流後のプチフィーバーは約30分続きました。ゴールド・シルバー系スプーンを投げ、中層をゆっくり巻くことで活性の高い魚に口を使わせることに成功!
プチフィーバーに乗り切れなかった参加者には、高田プロがマンツーマンでアドバイス。魚とのやり取りをしっかり味わい、笑顔に満ちた満足の表情が印象的でした。
フィーバーのあとは再びアタリが遠のきましたが、ここで「デジ巻き」が威力を発揮! 良型が連続ヒットし、最後まで大盛況のうちにスクールは幕を閉じました。
テレビや雑誌でもおなじみのダイワテスターをはじめ、釣りのエキスパートたちが毎回子どもたちを全力でサポートしています!
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