メインビジュアル画像 メインビジュアル画像

三重県紀北町 引本港
『貞丸』海上釣り堀スクール 開催レポート

写真

開催日 :2025年5月31日(土)

パワフルな走りをいなす〝やり取り〟をマスター!
海上釣り堀でウキ釣りの楽しさをバッチリ学びました

世界遺産・熊野古道で知られる三重県紀北町。5月31日、この地にある引本港『貞丸』の海上釣り堀にてスクールを開催しました。

今回学んだのは、誰でも楽しめる「ウキ釣り」。ウキが海中に消し込むアタリが一目瞭然なため、初心者にも釣りやすく、ウキ下の長さを調整することでさまざまなタナ(層)を狙えるのが特長。幅広い魚種にチャレンジできる釣り方です。

開会式のあと、DYFC西日本ヘッドコーチの岡田建治プロと谷垣泰司プロによるウキ釣りレクチャーがスタート。ウキ下の調整方法や、エサの種類で釣れる魚が変わることなどを学びました。その後、沖の釣り堀へと向かう船に乗るため、波止場へ移動。

船は熊野古道のある山々を背に出港し、約15分で海上の釣り場へ到着。参加者たちは班ごとに釣り座に着き、タックルのセッティングを開始しました。

釣り場のタナ(魚がよくエサを捕食する水深)は、コーチ陣が事前にリサーチ。この時期はウキ止めから4ヒロ(約6m)ほどが狙い目と判明していたため、その情報をもとに仕掛け作りをサポート。ビギナーの参加者には、ウキ釣りの魅力や仕掛けのポイントなどもていねいに伝えました。

前回のスクールでは、準備が早く終わった班から順に釣りを開始した結果、後半スタートの班が出遅れて苦戦する場面も。そこで今回は全班一斉スタートとし、より公平な環境で実釣に臨みました。

参加者たちの準備が整い、待望の第1投目。すると、いきなりマダイのラッシュが到来! 多くの竿が一斉に曲がり、釣り場は大盛り上がり。

コーチ陣は、力強く走る魚のいなし方を指導しながら、タモ入れにも大忙し。釣り開始から約1時間で、参加者全員がマダイの強烈な引きを体感。感動のあまり手が震えていた子もいるほどでした。

その後もマダイを追釣しつつ、各班は青物やシマアジ狙いへシフト。エサやタナを工夫することでヒットを重ね、アタリが遠のいたタイミングでランチタイムへ。釣り場を休ませたことで、午後からは再びアタリが復活。良型の魚も次々とヒットし、納竿までウキ釣りを満喫しました。

数多くの魚を釣り上げたことで、参加者たちはタナ調整のコツや魚とやり取りする技術も見事に習得。全員が大きくスキルアップして、笑顔で帰港しました!

写真
写真
写真

ロケーションは抜群! 三重県紀北町の穏やかな湾内に海上釣り堀を構える『貞丸』。釣り場は10基あり、それぞれネットで仕切られています。釣れる魚は、マダイを筆頭にメジロ、ハマチ、シマアジ、カンパチ、ハタ類など。ちなみにネットの深さは2種類(7mと9m)あるので、渡船時には船長に確認しておくと、タナを探る際に便利です。港からの航程は約15分です。
※『貞丸』は、D.Y.F.C会員に特典が付くベースキャンプにもなっています!

写真
写真
写真

今回で3年連続開催となる当スクール。毎回釣果に恵まれていることもあり、リピーターの参加者も多く、受付時にはそんな常連の会員さんを含め、この日を楽しみにしていた参加者たちが列を作ってくれました。
D.Y.F.Cでは何よりも「安全第一」。受付を済ませた方から順に、オリジナルのライフジャケットを着用していただき、安全をしっかりと確保してからのスタートです。

写真
写真
写真

今回使用したタックルはこちら。仕掛けはダイワ製の海上釣り堀用仕掛けです。加えて、食いが渋いとき用に細いハリスや小さめのハリも用意しました。
また、フィッシングブランド『DAIWA』を展開するグローブライド株式会社では、不要になったウエアを再資源化する『BE EARTH-FRIENDLY RECYCLEプロジェクト』を推進中! スクール会場にも回収BOXを設置していますので、ご不要なウエアがあれば、ぜひご協力をお願いいたします。
※リサイクル活動の詳細はこちらをご覧ください。

写真
写真
写真

ライフジャケットを着用したら、まずはプロコーチとの記念撮影! 参加の思い出をしっかりとカタチに残します。
また、参加者が全員集合するまでの時間を活用してプレスクールも実施。ライフジャケットの役割や緊急時に使う笛の吹き方を学び、糸の結び方などの基本もレクチャーしました。

写真
写真
写真

海上釣り堀へ移動する前に、まずは陸上でウキ釣りのコツを岡田建治プロと谷垣泰司プロが紹介。アタリの見極め方や、アワセのタイミング、強烈に走る魚とのやり取りでは、竿尻をお腹に当てて安定させるなどのテクニックも指導。レクチャー後は船着場へ移動し、荷物を手渡しで積み込んで、身軽な状態で乗船しました。

写真
写真
写真

「行ってきま~す!」と元気に保護者へ手を振り、船は出航。釣り場までの航程は約15分です。船内では期待と少しの不安が入り混じりながらも、参加者たちはやる気満々で目を輝かせていました。目的地の海上釣り堀に到着すると、ここでも荷物は船から手渡しで下ろし、参加者身体ひとつで下船しました。

写真
写真
写真

釣り場に到着した参加者たちは、班ごとに記念撮影をしたのち、所定の釣り座へ移動してタックルのセッティングを開始。仕掛けは、ウキ止めでタナを自由に調整できる「遊動式」を使用。施設スタッフからは「この時期はウキ下4ヒロ(約6m)くらいがセオリー」との情報があり、それをもとにセッティングして実釣に臨みました。

写真
写真
写真

今回はすべての班が一斉に釣りをスタート。仕掛けを投入し、ウキが立ち上がったら全神経を集中して見守ります。ウキがズバッと海中に消し込んだタイミングでアワセを入れて、見事にハリ掛かり! この日は第1投目から連続ヒットの“フィーバータイム”に突入しました!

写真
写真
写真

良型マダイの力強い走りに、竿を持って行かれそうになる参加者が続出! そこはコーチ陣の出番。竿尻を押さえたり、ファイティンググリップを活用したりと、しっかりとサポートしてやり取りを成功に導きました。走りをいなすテクニックも実践でしっかりと学べました。

写真
写真
写真
写真

釣り開始から約60分で、全員が見事に魚をキャッチする「全員安打」を達成! その後もマダイを追釣しつつ、青物狙いへとシフト。アタリが遠のいたタイミングでランチタイムをとり、釣り場を一時的に休ませたことで、後半は再びアタリが復活! 良型の魚も続々とヒットし、納竿まで存分にウキ釣りを楽しめました!!

写真

プロをはじめ、釣りのエキスパートたちが、子どもたちを毎回全力でサポートしています!!

PHOTO GALLERY

過去のフィッシングスクール 写真ギャラリー