タチウオってこんな魚

タチウオは見ての通り刀のように見える細長い形と銀ピカの体が特長だ。大きな個体はその迫力からドラゴンと呼ばれ、1m以上の大きさに育つが、仲間同士の争いなどで尾が切れていることも多く、釣りでは体高を指何本として測るのが普通だ。タチウオは歯が鋭く、獲物のお腹を狙って噛みついて獲物を細切れにして捕食する獰猛なハンターだ。その仲間は、日本では沖縄から東北まで幅広く生息していて、独特の釣り味で釣って楽しく、鱗のない体は料理が簡単で食べて美味しいことから、各地で人気のターゲットになっている。春の稚鮎シーズンに接岸が始まってシーズンインするが、多くは6月ころから釣果が安定してくる。