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16.ワカサギを釣る


概要

ワカサギはこんな魚
自然繁殖は、太平洋側では千葉県以北、日本海側では島根県以北となるが、現在は全国の湖沼に放流されている。産卵期は2~4月で、孵化後1年で成魚になります。
ポイントはココ
プランクトンを主食としている回遊魚なので、その動きでポイントが変わりますが、比較的、日中は底付近を遊泳。水温が下がってくると、岸寄りを群れをなして回遊してきます。
オススメシーズン
一緒に釣れる魚
モツゴ(クチボソ)、モロコなど
オススメフィールド
下流、湖沼

使用タックル&仕掛け

タックルはワカサギに特化したものをぜひ使いたい。船宿ではベストなセッティングのタックルが用意されているから、レンタルしましょう。仕掛けは、堤防のサビキ同様、お手軽な市販品がオススメ。絡まりやすいので、多めに用意しましょう。
関連する糸の結び方
エサ&エサ付け
エサは、ベニサシを使用します。つまむと、プクッと身が飛び出るので、そこにハリをチョン掛けで刺せば完了です。食いが悪い時は、ベニサシを半分に切って、サシのニオイ(汁)で、ワカサギの食欲をアップさせましょう。
両端にハリを刺し、ハサミで切れば時間短縮!一石二鳥で手返しも早くなります。

釣り方

回遊してくるワカサギのタナをいち早くキャッチ!

冬でも暖かく快適。活性が高ければ100匹オーバーも夢じゃない!ドーム船でのワカサギ釣りは、誰もが手軽に楽しめ、数釣りが期待できる魅力的なゲームと言えます。
プランクトンを求めて湖を回遊しているワカサギ。基本は、どのレンジ(深さ)にワカサギがいるかを探ることから始めましょう。
仕掛けは、広くタナ(魚がいる層、または深度)が探れるサビキを使用するのがベストです。底まで落として、底から10~20cm感覚でタナを刻んでアタリを待ち、食いダナを見極めましょう。
より明確なアタリが出るシェイキングで誘って食わそう!
ワカサギの繊細なアタリを確実にとらえる技“シェイキング”を教えます。通常のタナ探りの間に、エサを揺らす作業を加えるだけ。しかも、釣果が絶対に倍増するはずです。
エサが止まったと同時に食い付かせてアタリを出させましょう。ハッキリした食いダナがわかったら、そこを重点的に攻めること。

①オモリを着底させたら、5cmくらい持ち上げて止め、活性の状態を見ます。

②アタリがでなければ、竿先を10cm幅程度で上下させるシェイキングを入れて、エサをアピール。

③誘いを10秒くらい続けたらピタッと止め、食いつくタイミングをワカサギに与えます。

④揺れるエサに食い付けずイライラしていたワカサギは、突っ込むようにエサを頬張り、アタリが出ます。

⑤アタリがない場合は、タナを10~20cm上げてシェイクを繰り返しましょう。

⑥底から1mくらいを探り、アタリが無い場合は、再度オモリを着底させて、①~⑤を繰り返す。